読書ー定年就活

 




仕事中、60代パート同士

「なんか肌に年齢が出てイヤやわ~」

「私も、手の指とか甲とか…首とか…」

「私なんか、いくよさん並みに筋立ってるし!」

「私も一緒! ほら見て…どやさ!

🤣🤣

 

「今いくよ・くるよ」さんのネタで

盛り上がりました。

若い人は

ポッカーン???

の世界です。

 




図書館で借りた本を読みました。

「定年就活 働きものがゆく」


60歳、ひとり暮らしの主人公

定年後も継続雇用で働くつもりだったが

意地で退職することになる。

その後、暇を持て余して

就活を始めるが…という話。


退職後の生活の事や

60代での就職活動、資格取得など

もしかしたらこれからの自分への

ヒントになるかも知れないと

思いながら読みました。

 
女性主人公はまさに自分と同年代

若い頃の思い出や経験については

そう、そう!そんな事あったわ! と

自分の遠い過去の記憶と重なる部分もあり

さらに堀川さんの巧みな表現力で

どんどん話に惹き込まれていきました。

 
正直、私とは違うよなーと思ったところ

主人公はずっと正社員であった事

男性との差はありながらも管理職にまでなり、

実際仕事も出来る人間である事

どうやら まあまあの容姿の持ち主である事

頭が良く、言うべき時には言える性格である事

亡き夫への尊敬や愛情を端々に感じられる事

そして、事あるごとに会って相談しあえる

親友がいる事



突然、娘の子――孫と暮らすことになり

就職活動や生活にも変化が出て…と話は膨らみますが

最終的には、ほぼすべての登場人物の結末にも触れてあり

すっきりとした気持ちで読み終えました。